[11月13日(水)14:45〜15:30]
講演 GIS後発自治体の取り組みかた(絵のないGIS)
和田 陽一 様
東京都北区 建設部 建設管理 公有地調査係
概要  ITにまつわる様々な事業などにもおされ、これからGISを導入したいという自治体も多いと思われる。しかし、地理情報システム(GIS)の導入に際しては、情報の構築費用が高く、自治体側にも知識を要求される場合が多いことなどが、導入の妨げになっていることも多いと思います。また、国の提案する地理情報指針によるシンプルかつ広域での利活用を目標としたGISに対し、システム会社は、華美なユーザインターフェイスを備える反面、自社ですべてを受託できる閉鎖的なシステムを提案してくることが多いように見受けられる。
 見た目に惑わされず、正しい基礎知識を持ちGISへの第一歩を踏み出すには、どのように取り組めば良いのだろうか。GISの先進自治体といわれる導入から5年〜10年以上たっている自治体も結局はすべてが成功しているわけではない。
 北区は、導入してまだ数年のGIS後発組である。導入に際しては、先進事例の成功例、失敗例を多く参考にしている。当然良いところは真似をし、失敗は繰り返さないように注意している。
 GISは、空間上の位置関係を示す情報とその位置に関連する情報を組み合わせたもので、地図表示がすべてではない。GISは、1つの完結したコンピュータのセットを言うのではなく、従来の手作業による業務から行政情報の保管・整理についてはデータベースシステムが担い、さらに情報の利活用の利便性をはかるために視覚化し、GISアプリケーションといわれるソフトを用いるそのすべての業務の流れそのものといえる。
 北区では、業務の流れを変えるまさにその途中に位置している。
その北区の取り組みの一部を紹介する。
プロファイル 平成8年度入区 建設部管理課認定係 現職