[11月6日(木)10:00〜10:40]

講演

東京ガスの防災システム

超高密度リアルタイム地震防災システム(SUPREME)の開発
(Development of Super dense real-time disaster mitigation system)

中山 渉氏
東京ガス株式会社 防災・供給センター 係長
概要
東京ガスでは阪神大震災の前年より、供給エリア3,100km2内332ヶ所のSIセンサー情報を観測し被害推定を実施する地震時導管網警報システム(SIGNAL)を運用してきたが、深刻な被害をもたらした阪神大震災の教訓を生かして、さらにより高い地震防災レベルを実現するため、必要な防災インフラ(新SIセンサー、防災DCX、防災GIS等)の開発・整備を行ってきた。
これらのインフラを結び付けた超高密度リアルタイム地震防災システム(SUPREME)が2001年夏に稼動を開始した。SUPREMEは約0.9km毎に1ヶ所の地区ガバナ(整圧器)の地震時情報を観測する、リアルタイムシステムとしては世界で最も高密度なものであり、緊急措置を強力に支援・実施するものである。ここでは整備したインフラ、システムの機能とその効果、観測データのイメージ、さらにデータ外部利用等今後の展望について述べる。
プロファイル
1996年入社
防災・供給センターでSUPREME開発、地震リスク解析に基づく防災施策の立案などを行う