[11月10日(水)10:00〜10:40]

基調講演
新しい国のかたち「二層の広域圏」を支える総合交通体系
 〜総合交通分析システム(NITAS)を活用〜
逢坂 謙志氏

国土交通省 政策統括官付政策調整官付 専門調査官

概要
平成14年11月、国土審議会基本政策部会報告「国土の将来展望と新しい国土計画制度のあり方」では、今後の地域づくりにおいては、「モビリティの向上」と「広域的な対応」が重要で、『二層の広域圏』(『地域ブロック』と『生活圏域』からなる自立を目指した圏域)を念頭においた対応が重要であると指摘された。『二層の広域圏』の形成を支援する、交通体系整備や交通サービスの今後の方向性について調査、検討を進めている。
 本調査の中で、人やモノの移動に関わるモビリティ水準の分析に国土交通省で開発した総合交通分析システム(以下、NITAS)を活用している。NITASは、道路、鉄道、航空、船舶の各交通機関を組み合わせて総合的に交通体系の分析を行うものであり、ある任意のゾーン間を最短時間・費用等で結ぶ交通手段を検索すると、その経路、所要時間、費用等が算出でき、これらの結果はGIS上で圏域図として表示可能である。
 本講演では、『二層の広域圏』が支える新しい総合交通体系に関する検討の概要とともに、検討・分析に用いたNITASの概要、及び活用例を示す。
プロフィール
2004年7月より現職