横浜市青葉区の住みやすさと評判、相場・スポット:ベッドタウンとして人気のファミリー層向けのエリア

横浜市青葉区はこんな街 横浜市青葉区は、東側には東急田園都市線と東名高速道路、国道246号が沿うように走り、西側には東急こどもの国線が走っています。区の北西側は東京都町田市と神奈川県川崎市麻生区と接する境界線となっています。 区の中心を南北に流れる鶴見川沿いには横浜市内でもめずらしい平らな農業用地が広がっており、「浜なし」ブランドの梨は有名です。それ以外のエリアは丘陵地帯がほとんど。そして、多くの地域が住宅地として開発されています。 横浜市青葉区の住みやすさポイント 横浜市青葉区を通っている鉄道は、東急田園都市線・こどもの国線、横浜市営地下鉄ブルーラインの2社3路線です。二子玉川駅や品川駅に向かう東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線直通で、東京都心へのアクセスも良好。 横浜市営地下鉄を使えば、横浜駅方面へスムーズにアクセスできます。そうした交通の利便性が、ベッドタウンとしての青葉区の住みやすさを支えています。また、青葉区の特徴として、自然が豊かで環境がいいこと、街並みが美しく自然と調和しているという点が挙げられます。 前述したような川や丘陵地に加え、公園も230か所とその多さは市内で最多です。四季折々の景色や、自然を生かしたイベントなどを楽しむことができます。子育て世代にとってうれしいのは、青葉区には子育てしやすい環境が整備されているということ。 青葉区地域子育て支援拠点「ラフール」を中心にさまざまな子育て支援の施策が打ち出されていますし、「アートフォーラムあざみ野」は親子で楽しめる施設として好評です。子育て中のママさんライター数十人と一緒に地域密着型の情報を発信するNPO法人森ノオトが活動しているのも、横浜市青葉区です。 横浜市青葉区の評判 横浜市青葉区に住む方の評判を聞くと、典型的な住宅街で静かに暮らすことができる点や、自然が豊かでほっとするような地域でありながら、おしゃれなカフェなどのお店も多く、スーパーの食材も質の高いものが多いといった点をいいところとして挙げる声が聞かれました。 一方で、気になる点として多く挙げられるのが、東急田園都市線の混雑です。沿線の開発で人口が増加していることも相まって、その混雑は年を追うごとにつらくなっており、電車の遅延も日常茶飯事です。 また、東急百貨店やたまプラーザテラスなどの商業施設をはじめとして高級志向のスーパーが多いのは喜ぶ方も多い反面、全体的に物価が高く感じられると、デメリットとして挙げられることも。 横浜市青葉区は落ち着いた住環境を求める方におすすめ 横浜市青葉区の家賃相場は、ワンルームで6.55万円、1DKで7.38万円、1LDKで9.99万円(LIFULL HOME’Sのデータより、2017年10月13日時点)と、物価だけでなく家賃相場も少し高めといえるでしょう。 なかでも、人気のたまプラーザ駅やあざみ野駅周辺では、家賃はさらに高額になります。しかし、多少お金をかけてでも落ち着いた街で暮らしたいと考える方にとっては、横浜市青葉区はうってつけのエリアです。 冒頭で述べたように長寿の街としても知られる青葉区は、「高齢期を迎えた方々も元気に活躍する“アクティブシニア”の街」としての面も掲げています。すでにリタイアして電車通勤もなく、余裕のある生活を過ごしている方にとってはより過ごしやすい街と感じられそうです。 横浜市青葉区の中古マンション相場 横浜市青葉区には、横浜市営地下鉄ブルーライン、東急田園都市線・こどもの国線の2社3路線が乗り入れています。東急田園都市線では二子玉川駅や三軒茶屋駅へアクセスできるほか、東京メトロ半蔵門線直通で東京都心へのアクセスも良好です。また、区の東側には東名高速道路や国道246号が走っており、交通の便のいいエリアです。 横浜市青葉区の中古マンションの価格相場は、全体で3614.92万円、1R~1Kの物件で865万円、1DK~2DKの物件で1953.39万円、2LDK~3DKの物件で3285.04万円、3LDK~4DKの物件で3681.21万円、4LDK以上の物件で4652.05万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横浜市青葉区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 横浜市青葉区のショッピングスポット 横浜市青葉区には、人気の高い高級志向の商業施設が多くあるのも特徴です。青葉台東急スクエアは東急田園都市線・青葉台駅に隣接するショッピングセンターで、ファッションから食料品までバラエティ豊かな店舗がそろっています。雑貨店も充実しており、人気の無印良品はデリ・カフェのCafé&Meal MUJIもあります。 たまプラーザ駅には、駅を出てすぐのところに、東急百貨店たまプラーザ店とたまプラーザテラスがたち並びます。百貨店である東急百貨店には、化粧品カウンターも多く入っており、デパ地下グルメも楽しめます。たまプラーザテラスは駅直結の複合商業施設で、さまざまなジャンルから選りすぐりの店舗が軒を連ねています。四季折々のイベントや催事も多く開催されています。 横浜市青葉区周辺の休日を過ごせるスポット 横浜市立の文化施設である横浜市民ギャラリーあざみ野は、展示室やアトリエがあり、多様なジャンルの展示が日々行われているほか、多彩なアトリエ講座やコンサートなどが開催されています。横浜市民ギャラリーあざみ野は「さまざまな人に開かれたギャラリー」を掲げ、バリアフリー設備が充実。オムツ換えシートや授乳室なども完備されており、小さな子どもも一緒に文化的な休日を楽しみやすい施設です。 お風呂でゆったりとした休日を楽しみたいという方には、すすき野「湯けむりの里」がおすすめ。すすき野「湯けむりの里」はには、15種類にもなるお風呂があり、全国各地の名湯を堪能できる露天岩風呂からジェットバス、高濃度炭酸泉まで、体調に応じてお風呂を選ぶことができます。手もみやエステといったリラクゼーションやキッズコーナーもあるので、ファミリー層にも人気です。 横浜市青葉区周辺の大きな公園 美しい街並みが自然と調和している横浜市青葉区には公園も多く、その数も230か所と市内最多を誇ります。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがるこどもの国は有名で、丘陵の自然を生かした広大な遊び場には、たくさんの遊具やアスレチックに、牧場や動物園、プールなどの施設が満載です。子どもからの人気は高く、さまざまなところから訪れる方でにぎわいを見せています。 寺家ふるさと村も、昔ながらの田園風景が色濃く残り、水田と雑木林が美しい景観を織りなしています。春には桜と新緑、夏は水田の緑の絨毯、秋には稲穂や紅葉、冬は木枯らしと、四季折々の景色や変化を楽しむことができます。加えて、市内では数少ないホタルを見られる場所であるのもうれしいところ。 おわりに 東京へ通勤・通学する家族のベッドタウンとして落ち着いた住環境がほしい、お母さんと子どもが一緒に充実した日々を過ごせるところに住みたい、高齢期を迎えても元気に暮らしたい――そうした方々にとって、横浜市青葉区はうってつけのエリアといえます。美しい街並みに豊かな自然、おしゃれな商業施設にカルチャースポットなど、さまざまな要素をバランスよくそろえる横浜市青葉区では、品のある楽しみにあふれた生活を送ることができるでしょう。

横須賀市の住みやすさと評判、相場・スポット:海も山も近くにある、のんびりとした雰囲気が魅力のエリア

横須賀市はこんな街 横須賀といえば有名なのが、幕末のアメリカ海軍・ペリー来航や、戦後置かれた米軍基地の存在でしょう。関連して海上自衛隊の基地もあり、潜水艦や艦隊が停泊しているのもよく見られるなど、いわば「海軍の街」として独自の文化と雰囲気を形成してきました。 しかし、横須賀の特徴はそればかりではありません。昔ながらの店舗がたち並ぶ商店街、静かで穏やかな住宅街、美しいバラが咲く公園など、横須賀にはいろいろな顔があります。 交通機関としては、品川駅から浦賀駅・三崎口駅間を結ぶ京浜急行線と、横浜駅や大船駅を通って久里浜駅まで走るJR横須賀線が乗り入れており、市内を含めた三浦半島全域を京急バスがカバーしています。 その立地から東京都心へのアクセスがあまりよくなさそうなイメージがありますが、横須賀中央駅から品川駅までは約45分、横浜駅までなら30分かからずにアクセス可能です。 横須賀市の住みやすさポイント 横須賀の中心といえる横須賀中央から汐入にかけてのエリアには数々の商業施設やどぶ板通り、横須賀芸術劇場などがあり、日々にぎわいを見せています。加えて、人の流れが途絶えないのが三笠ビル商店街。 横須賀には昔ながらの商店街が各地にありますが、三笠ビル商店街にも青果店や鮮魚店、飲食店などがたち並んで活況を呈しています。そうした利便性と合わせて、横須賀には海も山も豊か。 東京湾に面する東側の海岸と、相模湾に面し夏は海水浴客でにぎわう西側の海岸は、同じ海岸でも異なり魅力があり、東側には東京湾唯一の自然島である猿島を擁し、西側の漁港では朝市での買い物も。 衣笠山や大楠山といったエリアや三浦アルプスと呼ばれるコースでは、気軽なハイキングも楽しめます。気候は平穏で温暖。東京や横浜で雪がふるような日でも横須賀では雨ですむといったことも多く、過ごしやすい気候といえるでしょう。 そうした性質もあってか、街の雰囲気は全体的にのんびりしています。そうしたポイントが、横須賀市が住みやすいと評価される点です。 横須賀市の評判 横須賀市のイメージとして不安視されるのは、米軍基地の影響でしょう。しかし、街の雰囲気は驚くほど穏やかなもので、横須賀市の犯罪発生件数は神奈川県内でも比較的少ない部類に入ります。 厚木基地周辺の騒音は有名ですが、そうした心配もありません。熱帯的な暑さや豪雪などの激しい気候に悩むこともなく、リラックスして過ごしやすいエリアというのが、実際に住んだ方から聞かれる評価です。 一方で困りがちなのが、坂が多いこと。広い平地が少ない立地で、電動ではない自転車を使うのが難しいといった地域も散見されます。仕事で疲れて帰ってきて坂を登るのはつらいといった意見も聞かれました。 また、海にほど近い地域では、海風の影響で設備がいたみがちといった声もありました。 横須賀市はのんびりと過ごしたい方におすすめ 横須賀には、東京都心や横浜駅周辺のような便利さやにぎやかさはないかもしれませんが、海と山に囲まれた独特の空気感のなかで、お子さんからお年寄りまでのんびり過ごすことができるエリアです。 都会のあわただしさや人混みの喧騒から離れて静かにのんびり暮らしたいという方にはマッチしているでしょう。物件のバラエティが豊かなのは、横須賀中央から小川町、平成町に至る海沿いの平地です。平成町には大きな商業施設ができたり市の主要施設が移転したりと、横須賀中央エリアに負けず劣らずの利便性があります。 横須賀市の中古マンション相場 横須賀市には京浜急行線とJR横須賀線が乗り入れており、東京・品川駅から市の中心エリアである横須賀中央駅までは京浜急行でおよそ45分。横浜駅から横須賀中央駅からは30分弱という距離です。そのため、通勤・通学や買い物などにもそれほど困ることはありません。周りを海に囲まれ、いわば「海軍の街」として独自の雰囲気が形成されてきた横須賀市ですが、街の雰囲気は穏やかで、山の楽しみから海の幸までさまざまな自然も満喫できます。 横須賀市の中古マンションの価格相場は、全体で1730.26万円、1R~1Kの物件で598.43万円、1DK~2DKの物件で1131.79万円、2LDK~3DKの物件で1676.21万円、3LDK~4DKの物件で1834.53万円、4LDK以上の物件で2284.37万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横須賀市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月8日時点)。 横須賀市のショッピングスポット 横須賀市の中心的存在である横須賀中央エリアには、大通りから裏通りまで数多くの商店や飲食店がたち並び、お隣の汐入エリアにかけてショッピングスポットが点在しています。大きなショッピングモールといえば、京急横須賀中央駅からすぐの横須賀モアーズシティや、京急汐入駅から徒歩3分のショッパーズプラザ横須賀でしょう。 JRと京浜急行が乗り入れる久里浜エリアには、ファッションから食材までそろうショッピングモールのウィング久里浜があります。生活の買い物をするなら、横須賀中央のメインストリートにあるリヴィンよこすか店が年中無休・24時間営業で便利です。汐入駅からほど近いどぶ板通り商店街は、日本とアメリカの雰囲気が融合した独特の商店街で、スカジャンからネイビーバーガーまでバラエティ豊かな品揃えです。 横須賀市周辺の休日を過ごせるスポット 三浦半島の東端には、映画「ゴジラ」でゴジラの日本上陸地点として知られる観音崎があります。この付近は県立観音崎公園として整備されていますが、この園内にある横須賀美術館は多彩な企画展を開催するほか、海を眺めることのできる絶景美術館としても有名です。観音崎エリアには、海洋関係の資料や観音崎の植物などが展示されている観音崎自然博物館もあります。 ゆったりした休日を過ごしたいなら、ヴェルニー公園や三笠公園がおすすめです。いずれも海沿いの公園で、ヴェルニー公園はJR横須賀駅から徒歩1分。フランス庭園様式を採用した公園で、およそ1400株のバラが植えられています。横須賀中央駅から徒歩約15分の三笠公園は横須賀を代表する公園で、世界三大記念艦の一つである「三笠」が保存されています。 横須賀市周辺の大きな公園 横須賀市には、そのほかにもいろいろな公園があります。長井海の手公園・ソレイユの丘は、自然や動物とふれあうことのできる体験型の市営公園です。広大な太平洋の景観を眺められる露天風呂などの温浴施設も備え、休日には多くの方が訪れる人気スポットです。 その名のとおり目の前に海が広がるうみかぜ公園では、海を見ながらバーベキューをしたり、スケートボードや3 on 3などのスポーツで汗を流すこともできます。花をテーマにした公園である「くりはま花の国」では、春にはポピー、初夏にはラベンダー、秋にはコスモスが見事な花を咲かせます。 おわりに 海と山に囲まれた横須賀市は、都会のような利便性やにぎやかさは少ない代わりに、喧騒から離れて静かにのんびりと過ごしやすいエリアです。地元の野菜や海の幸を購入できる朝市なども各地で開催され、自然の近くでの暮らしを満喫できるでしょう。

川崎市中原区の住みやすさと評判:都心へのアクセスが抜群で住環境が良い住みやすいエリア

川崎市中原区はこんな街 遠くからでも見渡せる武蔵小杉のビル群―そんな景色は、すっかり川崎市中原区を代表する景色の一つとなりました。中原区には、新丸子や元住吉といった駅もありますが、中心となっているのは一大ターミナル駅の武蔵小杉駅です。 かつては高度成長期を支える工業地帯であった一帯は、いまでは再開発を経て先端企業が集積し、その一方で一大住宅街を擁しています。同時に、川崎市中原区は神奈川県内でも有数のパンジー生産量を誇るなど、古くから花物苗の生産が盛んな地域でもあります。 緑の豊かな公園も多く、道を一本入ると昔ながらの親しみやすいグルメスポットが顔をのぞかせるなど、さまざまな面をもつのが川崎市中原区です。住みたい街としての人気も急上昇しています。 川崎市中原区の住みやすさポイント 川崎市中原区が住みやすいエリアとして評価される大きなポイントは、東京都心部や横浜へのアクセスが抜群であることでしょう。主要駅である武蔵小杉駅には、JR湘南新宿ライン・横須賀線・南武線、東急東横線・目黒線の2社5路線が乗り入れています。 JRでは成田エクスプレスも利用できますし、東急東横線は通勤特急も停車しますので、各方面へのアクセスのよさは群を抜いています。その便利な交通機関と、自然の豊かな公園を合わせもっているのも、川崎市中原区のいいところです。 森や池など自然とのふれあいを存分に楽しむことができる等々力緑地、四季折々の自然を堪能できる中原平和公園、多くの魚が泳ぎ、サギやカルガモといった鳥も訪れる江川せせらぎ遊歩道など、休日に散策してリフレッシュしたり、お子さんと遊ぶのにも最適です。 川崎市中原区の評判 川崎市中原区の評判として近年よく聞かれるようになったのが、ショッピングが楽しめる便利なエリアであるということです。再開発の進む武蔵小杉周辺には、数々の商業施設から便利なスーパーまで軒を連ね、日常の買い物から休日のショッピングまでとても便利。 再開発で街並みも清潔になり、多くの年齢層の方から支持を受けています。その分、気になることとして聞かれるようになったのが電車の混雑です。特に朝の通勤ラッシュの時間帯は限界ともいわれるほどで、駅構内に乗降客があふれる光景も。今後もタワーマンションの建設が予定されており、混雑の対策が喫緊の課題とされています。 川崎市中原区は都心へのアクセスと住環境のよさを求める方におすすめ 川崎市中原区と東京の境となっている多摩川。その川沿いにある多摩川緑地は、ピクニックやスポーツなどで楽しむ憩いの場として親しまれており、春には見事な桜並木が目を楽しませてくれます。 そのような緑豊かな景色と、都心へのアクセスやショッピングなどの利便性を、両方得られるのが川崎市中原区です。武蔵小杉周辺に絞るとこれより5000円程度高くなる傾向がありますが、駅から少し離れると手頃な家賃で住みやすい物件が潜んでいるかもしれません。 川崎市中原区の中古マンション相場 川崎市中原区は、お隣の横浜や東京都心といった主要都市へのアクセスが抜群です。武蔵小杉駅には、JR湘南新宿ライン・横須賀線・南武線、東急東横線・目黒線の2社5路線が乗り入れており、東急東横線は通勤特急も停車します。成田エクスプレスも利用することができるなど、首都圏の各方面へアクセスしやすい立地です。 そんな川崎市中原区の中古マンションの価格相場は、全体で4765.51万円、1R~1Kの物件で1311.2万円、1DK~2DKの物件で3444.66万円、2LDK~3DKの物件で5054.11万円、3LDK~4DKの物件で5168.57万円、4LDK以上の物件で5368.15万円です(不動産情報サイト「アットホーム」川崎市中原区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 川崎市中原区のショッピングスポット 川崎市中原区は、再開発の進む武蔵小杉周辺を中心に数多くの商業施設から便利なスーパーまでがたち並び、日常の買い物だけでなくショッピングを満喫できるエリアです。なかでも、武蔵小杉駅に直結している武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉、グランツリー武蔵小杉といったショッピングモール群は人気があります。 これらのショッピングモールには、実に多種多様なジャンルの店舗が入っており、幅広い年齢の方が買い物を楽しめるようになっています。しかし人気が集まる理由はそれだけではありません。これらの施設にはテラスや屋上庭園、展望デッキがあり、周辺の景色を眺めたり子どもを遊ばせたりすることができるようになっているのです。雨の日でも傘を使うことなく駅からアクセスでき、晴れた日には眺望も楽しめる――こうしたショッピングスポットは、川崎市中原区の人気スポットの一つとなっています。 川崎市中原区周辺の休日を過ごせるスポット 日本全国に博物館は数多くありますが、一風変わった博物館でさまざまな展示を楽しむことができるのが、川崎市市民ミュージアムです。「Citizen(市民)」の「C」をかたどった建物のなかには、マンガやポスターなどが保存されています。ニュースやドキュメンタリーなど2000本に及ぶビデオ作品を視聴できるビデオライブラリーも人気です。 健康的に休日を過ごすなら、とどろきアリーナがおすすめです。川崎のスポーツ・文化の拠点であるとどろきアリーナでは、各種スポーツをすることができるスペースや、トレーニング機器を使って鍛えられるトレーニング室が備わっています。ゆっくり過ごすなら、江川せせらぎ遊歩道の散策もいいでしょう。水や緑のあふれる憩いの場である遊歩道は、「湧水の小径」「桜のプロムナード」などの8つのゾーンにわかれており、工夫のこらされた空間を眺めることができます。 川崎市中原区周辺の大きな公園 川崎市中原区は東京にほど近く便利な立地でありながら、自然の豊かな公園も多いエリアです。等々力緑地には等々力陸上競技場があるだけでなく、四季園、ふるさとの森、つり池など、自然とのふれあいを楽しめる公園施設を完備し、家族でお出かけすれば1日中飽きずに過ごすことができるでしょう。 中原平和公園も、春にはお花見、夏は水遊びといったように四季折々の自然を堪能できます。加えて、すべり台やつな渡りといった遊具がいろいろある点は、子どもに喜ばれるポイント。平間公園には児童プールがあり、夏はたくさんの子どもたちで賑わいをみせています。 おわりに 東京に隣接する立地、交通の便のよさといった利便性と、ショッピングからスポーツまで飽きずに楽しめる施設、緑の豊かな公園など、生活にほしいと思うさまざまなものがそろっているのが、川崎市中原区です。再開発の進む先端的な街があるかと思えば、道を一本入ると昔ながらの親しみやすいグルメスポットがある……そうした面も、川崎市中原区の人気のポイントでしょう。

川口市の住みやすさと評判、相場・スポット:東京に隣接する交通の利便性に優れたエリア

川口市はこんな街 川口の歴史は古く、人が住みはじめたのは今からおよそ2万年も前のこととされています。 江戸時代には数々の産業が振興。特に鋳物産業と植木・苗木の栽培は発展し、飛躍的発展をとげた鋳物産業によって「鋳物の街川口」の名は全国に知られるようになったのです。 その後、住宅都市化が進み、今日の川口市の姿となっています。JR川口駅や埼玉高速鉄道・川口元郷駅のある中心エリアには高層マンションが林立し、東京都と通勤・通学の行き来もとりわけ多くなっています。 安行地区は植木栽培が盛んで、植木園や植物に関係する施設が多いエリアです。その隣にある戸塚地区は相次ぐ区画整理で整った市街地となっており、ここにある埼玉高速鉄道・東川口駅はJR武蔵野線と埼玉高速鉄道の乗換駅で交通の便のいいところ。 地区を縦断するけやき通りも有名です。そのほかにも、JR西川口駅や蕨駅周辺の市街地や、緑の多い神根地区、施設としては川口オートレース場やイオンモール川口など、さまざまな要素をもつ地区から成り立っています。 川口市の住みやすさポイント 東京と隣接する川口市は、JR京浜東北線・武蔵野線、埼玉高速鉄道が乗り入れており、東京まで30分弱、新宿まで約25分と、東京のアクセスのよさは抜群です。 加えて、JR武蔵野線では千葉方面や神奈川方面への移動が容易で、埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線直通で神奈川県・横浜の日吉駅まで乗り換えなしでアクセスできます。そうした地の利から東京でのショッピングももちろん楽しめますが、川口駅前には商業施設が充実。 東側にはそごうやかわぐちキャスティ、西側にはララガーデン、北側にはアリオといった大型百貨店やショッピングモールが立ち並びます。日常の買い物をするスーパーも数多く軒を連ねており、この辺りで普段の生活で不便に感じることはないでしょう。 そして、川口市の大きな魅力となっているのが、子育て支援が充実している点です。川口市は、国の子育て支援総合推進モデル指定都市でもあります。 そのため、子育て支援の施策や子どもの居場所となるような関連施設の設置に非常に熱心に取り組んでいるのです。財政面でも豊かで、行政サービスの質が高いというのも高評価です。 川口市の評判 実際に住む人からの評判は、東京へのアクセスのよさや、商業施設の充実、子どもが遊ぶ場所の多さなど、多くのいい点が挙げられています。JRに加えて埼玉高速鉄道も整備され、移動も便利になり、生活環境を改善する再開発も期待されています。 反面、大きな駅から少し離れると買い物や交通機関の利用が不便という声も聞かれ、一部エリアでは外国人の居住が多く繁華街という特性も相まって不安視する向きもあります。 しかし、川口市は人口密度の高い地域でありながら、犯罪発生率や交通事故発生率が突出して高いわけではなく、治安は比較的よく住みやすい街といえます。 川口市は東京以外で都心へのアクセスの利便性が高いエリアをお探しの方におすすめ 「東京に住みたいけれど家賃が高い」と考えている方や、あまりにも騒々しい都会には住みたくないけれど都心へのアクセスがいいところが希望といった方に、川口市はおすすめのエリアです。 川口駅周辺には高層マンションも多く建ち、街もきれいに整備されており、休日も落ち着いて過ごせるでしょう。 川口市の中古マンション相場 東京と隣接する川口市には、JR京浜東北線・武蔵野線、埼玉高速鉄道が乗り入れており、東京への往来も盛んです。JR武蔵野線を使えば千葉方面や神奈川方面への移動も容易ですし、埼玉高速鉄道では東京メトロ南北線直通で神奈川・横浜方面へ乗り換えなしでアクセス可能です。 主要駅であるJR川口駅や埼玉高速鉄道・川口元郷駅の近辺には高層マンションが林立していますが、中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で2524.52万円、1R~1Kの物件で989.71万円、1DK~2DKの物件で1770.19万円、2LDK~3DKの物件で2214.87万円、3LDK~4DKの物件で2791.91万円、4LDK以上の物件では3014.42万円です(不動産情報サイト「アットホーム」川口市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月8日時点)。 川口市のショッピングスポット 川口市はその地の利から東京でのショッピングも楽しみやすいですが、市内にも川口駅周辺を中心に商業施設が充実しています。川口駅の西側、バスで6分ほどのところにあるのはララガーデン川口です。ユニクロからアカチャンホンポまで幅広いバリエーションのそろうララガーデン川口は、子どもを連れたファミリーからも人気。フードコートも赤ちゃんや小さな子どもが過ごしやすい空間に設計されており、子育て支援が充実する川口市にマッチした商業施設となっています。 川口駅の北側、徒歩約10分の距離にあるアリオ川口は、映画館も併設されたショッピングモールです。こちらも赤ちゃんや子ども向けのショップが入っているほか、すぐ外には公園も広がっており、子どもからお年寄りまで過ごせる憩いの場として親しまれています。川口駅の東側には、バラエティ豊かな店舗をとりそろえるショッピングセンター・かわぐちキャスティや、老舗百貨店でグルメスポットも充実しているそごう川口店があります。 JR蕨駅からバスで約5分のイオンモール川口前川も、生活雑貨からファッションアイテムまで品揃え豊富で、ショッピングを楽しむ若者から家族連れまで、常に賑わっていると評判です。駅からはイオンモールに向かうバスが出ているほか、2400台の駐車場も完備で、アクセスもしやすくなっています。 川口市周辺の休日を過ごせるスポット 植木や鋳物など数々の産業が発展してきた川口市には、休日を満喫するスポットも豊富です。川口市立グリーンセンターは川口市の運営する植物公園で多種多様な植物があり、四季折々さまざまな緑花の見頃を鑑賞することができます。お子さん向けの遊具やミニSLが走る広場があるというのも、子育て世帯にはうれしいところでしょう。 川口市立科学館では、科学展示室、プラネタリウム、天文台といった施設が備わり、その名にふさわしく科学の原理をさまざまな角度から体験することができます。プラネタリウムで美しい星空を堪能するのは、子どもだけでなく大人も穏やかな休日を過ごすのにぴったり。川口市立アートギャラリー・アトリアはアリオ川口の目の前にあり、落ち着いた雰囲気のなかで美術に接することができます。 川口市周辺の大きな公園 散策や運動など、いろいろな楽しみ方ができる公園があるのは、住む地域を考えるうえでありがたいポイントでしょう。川口市荒川運動公園には、ドッグランとバーベキュー広場があります。ドッグランは日の出から日没まで無料で利用可能で、バーベキュー広場は機材や消耗品などが用意されているなど、楽しみやすい配慮がなされています。 川口自然公園は湿地の自然を残した公園で、周囲には雑木林などの自然が豊かに残っています。そのため、公園の中にはカブトムシやクワガタをはじめ、ホタルやタヌキ、絶滅が心配されるメダカといった生き物が姿を見せています。 おわりに 東京へのアクセスもよく、商業施設も充実する川口市は、住む方からの評判も上々です。さらに、子育て支援が充実しているという点も川口市の大きな魅力です。そうした利便性を備えながらも、東京23区に比べて手の届きやすい物件価格の川口市は、住まいを構える方からも引き続き注目を集めています。

横浜市港北区の住みやすさと評判、相場・スポット:新横浜駅が所在する交通の利便性が抜群なエリア

横浜市港北区はこんな街 神奈川・横浜市の北東部を占める港北区は、横浜市政が指定する「新横浜都心部」の多くの地域を擁し、今もなお活発に再開発が行われている地域です。 商業の中心地は、新幹線の停車駅である新横浜駅周辺。小机町には、2002年に開催されたFIFAワールドカップ決勝の舞台である横浜国際総合競技場(日産スタジアム)があります。 交通機関沿線では商業地や住宅地が発達し、東急東横線沿線では低層の戸建住宅を中心とする閑静な住宅街が、横浜市営地下鉄などの沿線では大規模なマンションや新興住宅地が相次いで開発されています。 それでいて、区内には豊かな自然が随所に見られ、住みたい地域として人気の高いエリアです。 横浜市港北区の住みやすさポイント 横浜市港北区の特徴は、何といっても東京都心や各地域へのアクセスのよさにあります。東急東横線・目黒線、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインと3社5路線が乗り入れる港北区は、東京都心や横浜市内の各所へスムーズに移動できます。 そのため、東京都心への通勤・通学がしやすいのです。加えて、一大ターミナル駅である新横浜駅には東海道新幹線が停車し、その利便性はさらに高まりました。 その新横浜駅周辺は、港北区きっての商業の中心地であり、さまざまな施設が充実しています。 コンサートや各種イベントが開催される横浜アリーナ、Jリーグ・横浜F・マリノスの本拠地の一つである日産スタジアム、世界初のフードアミューズメントパークである新横浜ラーメン博物館など、楽しめるスポットが多いのも特徴です。 横浜市港北区の評判 横浜市港北区に住む方からは、アクセスのよさと商業地域の利便性が好評。その一方で住宅地は静かに保たれ、バランスのとれたまちづくりがなされているというのも評価の高いポイントのようです。 一方で、休日や夜間の主要駅付近ではたまに騒がしいこともあったり、居酒屋やラブホテルなどが近くで雰囲気がいいとはいえないところもあるようです。 新横浜や主要駅から離れたエリアでは買い物をするようなお店があまりなかったりするのが困りものという意見も聞かれました。 横浜市港北区は都心に勤めている方におすすめ 東京都心をはじめとする各地へのアクセスは抜群で、そうした地域に通勤・通学をしている方や、仕事で移動の多い方にとっては、横浜市港北区の交通の便は非常に役に立つでしょう。 それでいて、公園や緑地などもたくさんある街並みは、落ち着いた住宅街の雰囲気も確保しています。 横浜市港北区の家賃相場は、人気の高い日吉駅周辺も相場とあまり変わりませんが、新横浜駅周辺になると1万円から2万円ほど高くなる傾向にあります。 横浜市港北区の中古マンション相場 横浜市港北区には、JR横浜線、東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインと3社5路線が乗り入れており、東京都心や横浜市内へのアクセスのよさは抜群です。一大ターミナル駅である新横浜駅には東海道新幹線も停車しますので、通勤・通学から出張・旅行まで移動が容易です。 横浜市港北区の中古マンションの価格相場は、全体で3346.67万円、1R~1Kの物件で1132.03万円、1DK~2DKの物件で2138.78万円、2LDK~3DKの物件で3103.6万円、3LDK~4DKの物件で3766.61万円、4LDK以上の物件で4161.14万円です(不動産情報サイト「アットホーム」横浜市港北区の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 横浜市港北区のショッピングスポット 自然と共存する新興住宅地である横浜市港北区は、商業が発達する都会的な部分もあわせもち、住環境としてバランスのいいエリアです。トレッサ横浜はおよそ220の専門店で構成されたショッピングモールで、北棟には横浜市の姉妹都市であるフランス・リヨン市旧市街の街並みが再現されているのも特徴です。有名なIKEA港北店では、家具から雑貨まで家族みんなで買い物を楽しむことができます。 横浜市営地下鉄・センター北駅にはモザイクモール港北が、お隣のセンター南駅には港北TOKYU S.C.とそれぞれショッピングセンターがたち、人気を集めています。モザイクモール港北には百貨店の都筑阪急をはじめ、さまざまなジャンルのショップが軒を連ねており、屋上の観覧車は港北ニュータウンの観光スポットの一つとなっています。 横浜市港北区周辺の休日を過ごせるスポット 横浜市港北区には、新横浜周辺を中心に、休日を楽しむことのできるスポットが少なくありません。世界初のフードアミューズメントパークである新横浜ラーメン博物館は、通称「ラー博」として親しまれ、全国各地の有名ラーメン店舗やミュージアムショップ、駄菓子屋などが入ったフードパークには、多くの人が訪れています。 Jリーグ・横浜F・マリノスの本拠地の一つである日産スタジアムには、室内プールがあります。その日産ウォーターパークには20種類を超えるプール施設があり、子どもから大人までいろいろな楽しみ方ができます。スケートをすることや見ることが好きな方には、屋内型スケートリンクの新横浜スケートセンターがおすすめです。 横浜市港北区周辺の大きな公園 商業施設がたち並び住宅地も次々と開発される横浜市港北区ですが、その街並みには公園や緑地などもたくさんあり落ち着いた雰囲気です。スポーツから散策まで楽しめる大きな公園もあり、新横浜公園は横浜市内で最大の運動公園です。敷地内には、前述の日産スタジアムや日産ウォーターパークのほか、野球場やテニスコートなどが設置されています。 横浜市営地下鉄・岸根公園駅から徒歩1分のところにある岸根公園は、アクセスしやすい市街地でありながら、広大な芝生と多くの木々に囲まれた憩いの場。園内で最も広い「ひょうたん原っぱ」や、ローラーすべり台などの遊具がある「忍者とりで」は、子どもたちから人気を集めています。 おわりに 横浜市港北区は、新幹線を使えば首都圏だけでなく各方面へもアクセスしやすく、交通の便は抜群です。発達の続く商業地域をもちあわせ、それでいて住宅地は静かで落ち着いた雰囲気が保たれている横浜市港北区は、日本の政令指定都市の行政区のなかでも最大級の人口を誇ります。そのバランスのとれたまちづくりで住みたい街としても評価の高いエリアです。

鎌倉市の住みやすさと評判、相場・スポット:古都の風情が残る街並みの美しいエリア

鎌倉市はこんな街 鎌倉といえば、天然の要害である地の利を生かして古くから豪族などが本拠としていた歴史のある街です。なかでも有名なのは、鎌倉幕府を開いた地であるということ。 そこから交易も盛り上がるなど、当時の関東の文化的な中心地となっていました。鎌倉といえば寺社仏閣の多さで知られていますが、それもそうした時代から続く歴史の名残りといえます。 また、明治には別荘地として発展し、「東の荻窪、西の鎌倉」と称される地域でもありました。 そのように歴史の名残を残し風情のある街・鎌倉は、映画や漫画などで舞台とされることも多く、数々の作品でその風景が見られます。そのような景色の数々は観光地としても人気で、多くの観光客が日々鎌倉を訪れています。 鎌倉市の住みやすさポイント 観光地としても有名な古都・鎌倉というと、東京都心への通勤などは難しそうに感じられるかもしれませんが、鎌倉の一大ターミナルである大船駅は、JR東海道線・京浜東北線(根岸線)・横須賀線が乗り入れており、東京方面はもちろん、各方面へのアクセスは良好です。成田エクスプレスや快速アクティーの停車駅であるのも便利。 また、海も山も両方楽しめるのも鎌倉の魅力です。南部が相模湾に面している鎌倉には、海水浴場やマリンスポーツを楽しむ場所として人気を集める由比ヶ浜海岸や、絶景スポットで「日本の渚百選」にも選ばれた七里ガ浜海岸などがあります。三方を囲む山にも自然が豊かで散策を楽しむ方も多いのです。 鎌倉の散策といえば、寺社仏閣などの史跡ははずせません。源頼朝ゆかりの神社である鶴岡八幡宮、一年を通じて花の寺として親しまれている長谷寺、幻想的な竹林で知られる報国寺、参道に咲くあじさいが人気の明月院…そうした数多の寺社仏閣巡りは、観光客だけでなく住む人々も楽しめること請け合いです。 鎌倉市の評判 風情を感じられる街としても人気の鎌倉市は、再開発の進む大船駅では商業施設も並び利便性が増す一方で、一部市街地を景観地区に指定して景観に配慮した制限を設けるなど、街並みの美しさと、その美観を維持するための努力も評価されています。 実際に住んだ方にも、「静かで暮らしやすい」「自然や歴史、おいしいお店など、いろいろなものが充実している」と好評です。 難点を挙げるとすれば、混雑・渋滞が少なくないという点でしょう。観光客で賑わう鎌倉は、休日には電車から駅、歩道に至るまで人で混み合うことも。 歩道が狭いところも多く、子育て世帯などでは特に苦労したという声も聞かれます。道路についても地形の特性上行き止まりの箇所が多かったり、季節によっては激しく渋滞もみられます。 鎌倉市は歴史と自然を楽しみたい方におすすめ 交通機関や商業施設、おしゃれなカフェやレストランなど、適度に便利でありながら、自然と史跡にあふれ、風情を感じることができるのが鎌倉という街です。 その独特な魅力はほかにそうあるものではなく、住む地域としても魅力に映るのではないでしょうか。 最近では鎌倉野菜と呼ばれる、地元で作られたブランド野菜も人気で、農業に興味があるという方にもおすすめの地域かもしれません。海や山に囲まれ、楽しみだけでなく健康的な生活も手に入れやすいエリアといえるでしょう。 鎌倉市の中古マンション相場 かつては鎌倉幕府がその政権をおいた古都・鎌倉には、鶴岡八幡宮のある鎌倉駅、繁華街である大船駅、鎌倉大仏や長谷観音で有名な長谷駅などのエリアがあります。なかでも大きいターミナル駅である大船駅には、JR東海道線・京浜東北線(根岸線)・横須賀線が乗り入れており、成田エクスプレスや快速アクティーも停車します。東京方面はもちろん、首都圏の各方面へのアクセスにも非常に便利です。 鎌倉市の中古マンションの価格相場は、全体で3713.88万円、2LDK~3DKの物件で4462.34万円、3LDK~4DKの物件で3375.79万円、4LDK以上の物件で4029.59万円です(不動産情報サイト「アットホーム」鎌倉市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 鎌倉市のショッピングスポット 歴史の名残や雰囲気のある寺社仏閣などが人気の鎌倉市では、一部市街地を景観地区に指定するなどしてその美観に配慮しながらも、商業施設も備え、利便性も増しています。2016年、大船駅の構内にリニューアルオープンしたアトレ大船は、「毎日の暮らしに寄り添った便利なエキナカ」として、書店や雑貨店、コンビニなどが揃うほか、食料品ゾーンが充実しており、手軽にグルメを楽しむことができます。大船駅直結の大船ルミネウィングも人気のショッピングスポットです。 鎌倉駅直結のCIAL鎌倉(シァルかまくら)は、2017年3月にリニューアルオープン。鎌倉の老舗店舗や人気の和菓子・洋菓子店が出店しており、おみやげを買うのにも便利です。日常の買い物をするなら、鎌倉駅を出てすぐのところには鎌倉東急ストアもあります。 鎌倉市周辺の休日を過ごせるスポット 鎌倉市は、休日を過ごすスポットに欠かせません。映画で有名な稲村ヶ崎海岸は由比ヶ浜と七里ヶ浜の間にあたり、江ノ島へ向かう途中で散策するのにうってつけです。「かながわの景勝50選」「関東の富士見100選」にも選ばれた海岸は、遠くに富士山を眺めることもできる名所で、夕方には美しい夕日に出合えるでしょう。 寺社仏閣の多い鎌倉市ですが、鎌倉大仏があるのは浄土宗の仏教寺院・高徳院で、拝観しようと日々多くの方が訪れています。鎌倉にゆかりのある文学者の直筆原稿や手紙などを展示している鎌倉文学館は、国の登録有形文化財となっている気品にあふれた建物や、広大な庭園に咲く美しいバラ園も魅力のポイントです。同じく人気のある神奈川県立近代美術館・鎌倉別館は、改修工事のため2019年9月まで休館していますのでご注意を。 鎌倉市周辺の大きな公園 鎌倉は、三方を囲む山にも豊かな自然が残り、海も山も両方楽しむことができます。緑に囲まれた源氏山公園は観光客にも人気で、源頼朝像や広場などがあり、春には桜、秋には紅葉を眺めることができます。鎌倉海浜公園は、大きな芝生広場や遊具のある由比ガ浜地区、展望台のある稲村ガ崎地区、海を間近に臨む坂ノ下地区で構成され、幅広い年代の方に親しまれています。 腰越地域に位置する都市緑地・鎌倉広町緑地は、街中で里山を体験できるスポット。谷戸と急斜地で形成された広大な緑地に豊かな生態系が維持されています。防災公園としての機能もはたす鎌倉中央公園も景観や生態系に配慮されたつくりになっており、樹林地や湿地に生息する小動物や鳥類、野草などが保護された自然豊かな公園です。 おわりに いまや日本有数の観光スポットとして有名な鎌倉市は、自然と史跡にあふれた風情がありながらも、交通機関や商業施設などが行き過ぎない便利さを保っています。独特の魅力を備える地域で静かに暮らすことのできる鎌倉市は、海や山の自然に囲まれたところで暮らしたい、歴史に興味があるといった方には特に好評の住環境です。

自由が丘の住みやすさと評判、相場・スポット:都内屈指のおしゃれで上品なエリア

自由が丘はこんなエリア 自由が丘というのは東京都目黒区の町名で、自由が丘駅も目黒区最南端にあります。 その自由が丘駅には東急東横線と東急大井町線の2路線が乗り入れており、渋谷までは東横線でおよそ10分、新宿も乗り換え1回、約25分でアクセスできる好立地です。 2013年には東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始したため、乗り換えなしで埼玉県西南部まで行くことができるようになりました。 環状八号線や第三京浜、東名高速道路のインターチェンジなども近いことから、自動車を利用する方にとっても便利です。 自由が丘には、ファッションから飲食まで幅広いジャンルのおしゃれなお店がたち並び、休日には多くの方が詰めかけます。 とりわけ「お菓子の街・自由が丘」としての顔は好評で、有名な亀屋万年堂や、日本で初めてモンブランケーキを生み出した洋菓子店・モンブランなどの老舗をはじめ、数多くのスイーツ店が軒を連ねています。 自由が丘の住みやすさポイント そうしたことを聞くと、あたかも観光地やがやがやした街を想像して「住まいには向かないのではないか」と思われるかもしれませんが、自由が丘は住みやすいと評判で、住みたい街ランキングでも上位の常連です。 その大きなポイントは、街並みが落ち着いて品がある点にあります。 自由が丘を歩いてみると、高層の建物はほとんどなく、ファッションやスイーツなどのお店もちょっとした小道に点在しているという感じで、街全体がとてもやわらかな雰囲気なのです。 駅のすぐ近くには九品仏川緑道が通っており、散策やペットを連れての散歩にはもってこい。駅前や大通りから少し離れれば、落ち着いた住宅街が広がっています。 そして、落ち着いていながらも、街の雰囲気はやっぱりおしゃれ。 「マリ・クレール通り」「メープルストリート」「サンセット・アレイ」といった通りの名前も一つひとつがしゃれていますし、点在するパン屋さんやスイーツ店もまるでフランスのような雰囲気。 雑貨店に入れば、日本各地から世界各国のものまでユニークな商品が幅広く並んでいます。 自由が丘の評判 おしゃれな街というと日々の生活のための買い物がしづらいのではないかと思われがちですが、日用品を買うスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどもたくさんあります。 自由が丘と隣接する九品仏駅や奥沢駅、緑ヶ丘駅なども徒歩圏内で、散策にもよし、買い物にもよしです。 実際に住む人の評判も総じて高いですが、いくつか注意が必要なポイントも。 駅の周辺は商業地域で、住まいを探そうとすると駅からの距離が徒歩10分以上となることが少なくありません。 また、駅のすぐ南側には目黒区と世田谷区の境があり、少し歩けば大田区との境もあるため、自由が丘エリアで物件探しをするとその住所はさまざまです。 隣接する地域でも区が異なると受けられる行政サービスやごみ出しのルールなども異なるため、住所はきちんと確認しておきましょう。 自由が丘は品のいい街に住みたい方におすすめ 自由が丘に行くとすてきなお店がたくさんあり、見ているだけでわくわくします。 しかし、自由が丘全体を包む雰囲気に派手さは決してなく、むしろ品のいい落ち着いた空気に満ちています。 気張らずに、品のいい街に住みたいと考える方には、自由が丘はおすすめしたい街といえます。 自由が丘の家賃相場は便利で評判のいいエリアであるだけに、家賃は決して低くありません。 その分環境はよく、お子さん向けの塾や習いごと施設なども充実していることから、子育て世帯にも適した地域です。 自由が丘の中古マンション相場 東急東横線と東急大井町線の2路線が乗り入れる自由が丘駅は、渋谷まで約10分、新宿も乗り換え1回、25分ほどでアクセスできるなど、交通の便もいい好立地です。加えて、2013年には東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始したことにより、埼玉県西南部まで乗り換えせずに行くことができるようになっています。 住みたい街ランキングでも上位にランクインすることの多い自由が丘エリアの中古マンションの価格相場を見てみると、物件全体で5542.69万円、1DK~2DKの物件で2976.45万円、2LDK~3DKの物件で4856.21万円、3LDK~4DKの物件で6637.21万円、4LDK以上の物件では1億263万2500円です(不動産情報サイト「アットホーム」自由が丘駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。 自由が丘のショッピングスポット 自由が丘のショッピングスポットは枚挙にいとまがありません。駅から徒歩3分の距離にある人気のショッピングモールがLuz(ラズ)自由が丘は、おしゃれなビルの館内にファッション・コスメ・雑貨・レストランといった人気店舗がせいぞろいしています。駅から徒歩2分と同じく至近のTrainchi(トレインチ)自由が丘は、2017年にリニューアルオープン。かわいい雑貨のお店から開放感のあるオープンカフェまで、散歩しながらのんびり楽しめるショッピングスポットです。 1953年の創業以来、自由が丘でのショッピングを支えてきた屋台骨でもあり自由が丘のランドマーク的存在でもあるのが、自由が丘デパートでしょう。駅前のショッピングモールにはおよそ100の店舗が出店しており、ファッションや雑貨はもちろん、お茶を扱うお店や佃煮を販売するお店など、実にバラエティ豊かな店舗が続いています。2階の飲食店フロアも食べられるジャンルは多岐にわたり、見逃せません。 自由が丘周辺の休日を過ごせるスポット 自由が丘で休日を満喫するなら、ショッピングだけでなく、スイーツを堪能するのもおすすめです。日本初のスイーツのテーマパークとして生まれた自由が丘スイーツフォレストは、さまざまなジャンルで腕を誇るパティシエがつくった極上のスイーツを心ゆくまで味わうことができます。屋内施設で天候に左右されず楽しめますし、季節のイベントやお子さん向けのイベントなども多数開催されているのもうれしいところです。 スイーツでおなかと心を満たしたら、自由が丘を散策してみましょう。駅から5分ほど歩くと、突然ヴェネツィアの景色が現れるスポットがあります。「自由が丘のヴェネツィア」ともいわれるLA・VITA(ラ・ヴィータ)は、ヴェネツィアの街をイメージした運河やゴンドラが設置されるなど、イタリアの雰囲気が漂うエリア。そのなかに、キリムショップや職人の革製品を販売するお店などがあり、ほかのショッピングスポットとは一味ちがったショッピングを楽しむことができるでしょう。 おわりに 自由が丘には高層の建物はほとんどなく、駅のすぐ近くには九品仏川緑道が通るなど、散策を楽しんだりペットを連れて散歩に出かけるにはもってこいの場所です。駅前や大通りはたくさんの人でにぎわっていますが、少し離れた住宅街は落ち着いた雰囲気で、安心して暮らすことができるでしょう。また、スイーツ好きの方には、一流の職人がしのぎを削る自由が丘は、最新スイーツを楽しむのにうってつけの街といえます。 「マリ・クレール通り」「メープルストリート」「サンセット・アレイ」といった街の通りも一つひとつがおしゃれな雰囲気で、品のいい空気感のなかで穏やかに住みやすい自由が丘は、人気が高いのもうなずけるエリアです。

藤沢市の住みやすさと評判、相場・スポット:生活の利便性よし、自然環境よしの住みよいエリア

藤沢市はこんな街 「湘南」といえば神奈川県の相模湾沿岸エリアを指し、鎌倉幕府の拠点となった鎌倉や、サザンオールスターズの出身地としても知られる茅ヶ崎などは観光客でにぎわいを見せています。その湘南エリアの中心となっているのが藤沢市です。 藤沢市には、海岸から突き出た江ノ島や、鵠沼・辻堂などの海岸があり、湘南エリアのなかでも特に人気が高い地域です。新江ノ島水族館や江の島全体、辻堂・鵠沼などの海岸はテレビなどで取り上げられることも多く、観光客から高い関心が寄せられています。 藤沢市の住みやすさポイント 藤沢市は観光都市としてだけでなく、住む場所としても人気です。藤沢駅にはJR東海道線・湘南新宿ライン、小田急江ノ島線、江ノ電が乗り入れており、JR東海道線を使えば横浜や品川方面へのアクセスが、JR湘南新宿ラインでは渋谷・池袋・新宿・渋谷・池袋方面へのアクセスが容易です。 そのため、東京都内に通勤する方にも人気で、特に品川までは約30分で行くことができます。藤沢も商業施設が充実していますが、何か足りないものがあっても品川やその手前の横浜へ出ればたいていの用は済ませることができるでしょう。 そして、藤沢は、何といっても海の近くというのが大きな特徴です。内陸側の街でも、車で30分走れば海岸に出られますので、休日はマリンスポーツを楽しんだり、夏には海水浴を満喫するといった過ごし方ができます。 加えて、藤沢市は大きな公園も豊富に設置されています。緑の豊かな公園やアスレチック設備のある公園、昆虫やカエルなどの生き物を身近に感じられる公園など、海以外の自然ともふれあいやすい地域なのです。 その一方で、藤沢は湘南エリアで最大級の繁華街という面ももち、商業施設が充実しています。湘南モールフィル、ミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンター、テラスモール湘南、湘南T-SITEといったショッピングモールが藤沢に集結。そのほか、格安スーパーやホームセンターなどもあります。 藤沢市の評判 藤沢市の評判としては、上記のような点が好評であるほか、子育てにいい環境としても人気で、「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」で1位を獲得 したこともあるのです(2014年、学研パブリッシング発表)。 都市部へのアクセスもよく、ショッピングなども楽しむことができる地域でありながら、子育てにもいいということで、特に女性からの支持が厚いといえます。 反面、藤沢市に住む場合に気になる可能性があるのが、海上自衛隊厚木航空基地を行き来するジェット機の騒音です。日常的に通過するジェット機の轟音は、住む家の位置や仕様によっては大きく聞こえ、生活を妨げる可能性も。 また、道路が狭いエリアでは通勤や通学に危険を感じたり、駅周辺では道路がまだ整理されていないところもあり、通行がしにくいという声も聞かれました。 藤沢市は生活の利便性と自然の両方を求める方におすすめ 自然の豊かな地域では利便性を確保できず、生活の便利な地域では自然が少ないといったことはよくありますが、藤沢には利便性と自然の両方があります。 平日は都市部で働き、休日は家の周辺でゆっくりしたいといった方にはぴったりの地域でしょう。 何より海の近さは、海やマリンスポーツが好きな人にはたまらない魅力となります。なかには、サーフィンをもっとしたいからと湘南方面へ移り住む方もいるほど。そうしたポイントを楽しみたいという方にも、藤沢はおすすめといえます。 藤沢市の中古マンション相場 江の島や辻堂などの有名観光地を擁する藤沢市には、JR東海道線・湘南新宿ライン、小田急江ノ島線、江ノ電が乗り入れています。そのため東京方面へのアクセスも容易で、都内に通勤する方も何不自由することはないでしょう。何かあれば、横浜へはおよそ20分でアクセスできます。 そんな藤沢市の中古マンションの価格相場は、全体で2732.97万円、1R~1Kの物件で1449.71万円、1DK~2DKの物件で1801.87万円、2LDK~3DKの物件で2285.09万円、3LDK~4DKの物件で2861.98万円、4LDK以上の物件で3140.26万円です(不動産情報サイト「アットホーム」藤沢市の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年12月15日時点)。 藤沢市のショッピングスポット 湘南エリアで最大級の繁華街である藤沢市には、ショッピングスポットも充実しています。2011年にオープンしたテラスモール湘南は、JR辻堂駅の北口に直結しており、その敷地はなんと東京ドーム3.6個分。そのなかに200を超える店舗やシネコンが所狭しと集まる大型ショッピングモールです。 蔦屋書店と個性豊かなショップがシームレスに連なる文化複合施設・湘南T-SITEも人気です。そのほか、湘南モールフィル、ミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンターといったショッピングモールが藤沢に集結しています。 藤沢市周辺の休日を過ごせるスポット 湘南エリアのなかでも特に人気を集める藤沢市。そのなかでも最大級の知名度を誇るのが江ノ島でしょう。すばらしい景色を眺めるもよし、平坦な道をゆっくり散策するもよし、海の幸を味わうもよし、さまざまな楽しみ方ができるエリアです。海抜100mにもなる展望灯台・江の島シーキャンドルから、海の夕日を眺めるのもおすすめです。季節ごとには、四季折々のテーマカラーでライトアップされるイベントも。 人気スポットといえば、新江ノ島水族館もはずせません。生物や標本を見学するだけではなく、遊びながら学ぶことができる「エデュテインメント型の水族館」を掲げる新江ノ島水族館では、相模の海を切り取ったような大水槽や幻想的なクラゲの展示から、イルカやクジラ、アシカが競演するショーまで、魅力的な展示が満載。子どもから大人まで楽しめる水族館です。 藤沢市周辺の大きな公園 海の近くという大きな特徴をもつ藤沢市ですが、海だけでなく緑の豊かな公園やアスレチック設備のある公園、昆虫やカエルといった生き物を身近に感じることができる公園なども多く設置されており、さまざまな自然とふれあえる地域です。 神奈川県立辻堂海浜公園は、海に寄り添う広大な敷地に森や芝生、多目的広場から交通公園エリアまで備え、幅広い年代で楽しめるようになっています。夏にはジャンボプールがオープンし、多くの人でにぎわいます。なだらかで見通しのいい園内を散歩して過ごすのもおすすめです。湘南台公園は、湘南台駅から徒歩10分のところにあります。こちらも大きな公園で、芝生あり、遊具あり、テニスコートありと、家族で訪れる方の多いスポットです。 おわりに 湘南地域に住むというのは、海やマリンスポーツの好きな人にはとても大きな魅力となります。サーフィンをもっと楽しむためにと移住する方もよく見られます。しかし、藤沢市の魅力は、そうした方だけに向いたものではありません。 豊富な商業施設に交通アクセスのよさといった生活の利便性を備えながら、海に緑、公園といった豊かな自然も多い藤沢市は、さまざまなライフスタイルにぴったりよりそう住まいとなるでしょう。子育てにもいい環境としても人気を獲得しているのも見逃せないポイントです。

恵比寿の住みやすさと評判、相場・スポット:落ち着いた雰囲気の大人なエリア

恵比寿はこんな街 東京都渋谷区に位置する恵比寿。 この地名は、かつてこの地域に工場が存在した「ヱビスビール」に由来しており、地域には「ビール広場」「ビール坂」「ビール橋」といったように当時をしのばせる名前がそこかしこに残っています。 このビール工場の移転・閉鎖に伴い、再開発された跡地が「恵比寿ガーデンプレイス」です。ここから、街の風景は大きく変わっていきました。 なお、恵比寿駅の周辺には、「東京都渋谷区恵比寿」のほかにも「恵比寿西」「恵比寿南」といった町名もあります。 恵比寿エリアで物件を探す場合、「渋谷区東」「港区白金」「目黒区三田」といった住所の物件も対象になるでしょう。 現在は、華やかなショッピングスポットとして人気の恵比寿ですが、恵比寿から徒歩圏内の代官山に至るエリアは、もとは閑静な住宅街の広がる地域で、著名な政治家や有名人の邸宅も。 さらに昔は大名の下屋敷が建てられており、落ち着いた雰囲気のある街なのです。 恵比寿の住みやすさポイント 恵比寿が住みやすいとされる最も大きな理由は、交通の利便性でしょう。 恵比寿駅には、JR山手線・埼京線・湘南新宿ラインと東京メトロ日比谷線が乗り入れており、都内各所へのアクセスが全方位的にしやすいのです。 大きなターミナル駅に比べてホームをまたぐ乗り換えもとてもスムーズ。六本木や新宿といった主要駅まで約10分で到着します。 恵比寿エリアの人気を支えるポイントである商業施設も充実しています。 その代表格は恵比寿ガーデンプレイスで、この施設の誕生が恵比寿の雰囲気を、「ビールの街」から「おしゃれなショッピングタウン」へ一変させたといっても過言ではありません。 そのほか、恵比寿三越やアトレ恵比寿もあり、日常遣いのスーパーや100円ショップなども揃っています。 同時に、恵比寿エリアはグルメスポットも豊富です。グルメの流行の発信地の一つである恵比寿には、三ツ星レストランから庶民的なB級グルメまで、幅広いジャンルのお店が軒を連ねています。 加えて、恵比寿ガーデンプレイス内に誕生したスタンド横丁「BRICK END」は、昭和の雰囲気漂う“横丁”文化を引き継ぎつつ、ユニークで新しい大人の社交場に仕立てられています。 恵比寿の評判 恵比寿を代表するスポットである恵比寿ガーデンプレイスには、ショッピングエリアのほか「ヱビスビール記念館」もあり、新鮮な生ビールや限定醸造ビールなどを有料で試飲することもできます。 そのほか、写真・映像専門の公立美術館「東京都写真美術館」や映画館の「恵比寿ガーデンシネマ」など、カルチャースポットも備えています。 そんな流行の最先端を走る恵比寿エリアですが、住みやすい地域としても評判です。 人でにぎわう繁華街という顔をもつ一方では、渋谷区恵比寿ビール坂商店会の開催する「恵比寿・ビール坂祭り」や盆踊りといったイベントも開かれており、古くからのコミュニティも健在。 恵比寿ガーデンプレイスで毎週日曜日に開かれている「恵比寿マルシェ」もにぎわいを見せています。 恵比寿は騒がしくない大人な街に住みたい方におすすめ 恵比寿の魅力は、おしゃれな都会感が感じられる地域でありながらも、落ち着いた大人の雰囲気がある街であることでしょう。 「便利な街には住みたいけれど、騒がしいところに住むのはちょっと…」と考える方や、グルメや流行を楽しみながらも家ではほっとしたいといった方には、恵比寿はおすすめの街といえます。 都内全体でみても治安のいい地域といえ、女性も安心して暮らしやすいでしょう。 その分、家賃が高めであるのが悩みどころですがその点をクリアできれば、“恵比寿ブランド”を満喫できること請け合いです。 恵比寿の中古マンション相場 恵比寿駅といえばJR山手線が通り、渋谷は隣駅、新宿にも約10分で到着するという、まさに東京都心を代表する駅の一つです。加えて、JR埼京線・湘南新宿ラインと東京メトロ日比谷線も乗り入れているため、都内の各方面へのアクセスがとても便利です。そうした交通の利便性を備える恵比寿ですから、物件価格はやはり高めです。 恵比寿エリアの中古マンションの価格相場は、物件全体で6789.16万円、1R~1Kの物件で3341.28万円、1DK~2DKの物件で5562.11万円、2LDK~3DKの物件で8678.91万円。3LDK~4DKの物件になると億を超え、1億994万5100円です(不動産情報サイト「アットホーム」恵比寿駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。 恵比寿のショッピングスポット 恵比寿の人気を支えるのは、数々の商業施設でしょう。駅の改札を出てすぐ目にするのは、アトレ恵比寿。人気のファッションブランドやインテリア・雑貨などの買い物をしたり、疲れたらカフェで一休みも。最新のスイーツやデリなども充実しています。また、恵比寿には百貨店も健在です。恵比寿三越はレンガタイルの外壁で独特の優雅な雰囲気を醸し、ファッションや美容関連からリビング周りの品まで豊富に揃っています。地下のフードフロアもご多分にもれず充実しています。 そして、恵比寿を代表するランドマーク的存在といえば、恵比寿ガーデンプレイスでしょう。大型複合施設である恵比寿ガーデンプレイスでは、ショッピングが楽しめるのはもちろん、人気のレストランやユニークなスタンド横丁などのグルメスポットに美術館などのカルチャースポットなど、大人の楽しみが満載。シーズンごとに催されるさまざまなイベントや、クリスマスシーズンのイルミネーションも話題を集めています。 恵比寿周辺の休日を過ごせるスポット 恵比寿で楽しめるのはショッピングばかりではありません。先に挙げた恵比寿ガーデンプレイスには、休日を楽しむスポットが実に豊富に用意されています。ヱビスビール記念館では、ヱビスビールの歴史を資料や映像で無料見学できるほか、新鮮な生ビールや限定醸造ビールなどを試飲できる有料のガイドツアーなども用意されています。さらにいろいろなビールを試してみたいと思ったら、テイスティングサロンがおすすめです。 ヱビスビール発祥の地であると同時にグルメの流行の発信地でもあった恵比寿には、三ツ星レストランから庶民的なB級グルメまでさまざまな飲食店が軒を連ねています。そこに新たに加わったスタンド横丁「BRICK END」は、昭和の雰囲気かおる“横丁”文化を引き継ぎながらも新しくユニークな大人の社交場となっています。 恵比寿ガーデンプレイス内には映画館もあります。YEBISU GARDEN CINEMAは、「&CINEMA~五感で、街と一緒に、新しい映画館の楽しみ方を見つけよう~」をコンセプトとする映画館で、最新の3Dシステムや、座席間の間隔が空いていてリラックスして鑑賞できる限定シートなど、洗練された雰囲気のなかで映画を楽しむことができます。 おわりに 流行の最先端を走り常ににぎわいをみせる恵比寿エリアですが、アトレ恵比寿の屋上庭園「ebisu green garden」では高層からのいい景色や緑の豊かな庭園のなかでゆったり過ごすこともできますし、ちょっとした公園などを散策すれば自然とふれあうことも。昔ながらの商店コミュニティも活気にあふれ、住宅街は閑静と、にぎやかな面と静かな面をバランスよく合わせ持っている落ち着いた大人の街――それが恵比寿という地域です。

赤羽の住みやすさと評判、相場・スポット:都心へのアクセスが良好な穴場なエリア

赤羽はこんな街 漫画のタイトルにもなっている東京都北区赤羽エリアは、東京都と埼玉県の境に位置する北区のなかでも北部にあります。 荒川を超えればもう埼玉という立地で、東京の「北の玄関口」とも呼ばれています。 交通の要所としてその利便性を生かして商業が発達していき、次第に発展を遂げていったエリアです。 多くの人が利用するのが、駅からほど近いところにある「赤羽スズラン通り商店街 ラ・ラ・ガーデン」です。 道幅約13m、直線距離330mにも及ぶ商店街は東京で最大の天蓋アーケードで、銀行から薬局、飲食店までさまざまな店が軒を連ねています。 また赤羽には、東京23区で初の1000戸超の大規模団地として1962年に建設され、名作団地ともいわれた「赤羽台団地」がありましたが、団地再生事業の一環で「ヌーヴェル赤羽台」として建て替えられています。 赤羽の住みやすさポイント 赤羽エリアには、JR赤羽駅と東京メトロ赤羽岩淵駅があり、あわせて7路線が走っています。 都心へのアクセスも良好で、東京駅までおよそ20分、新宿駅へは約15分で行くことができます。東京メトロ南北線を使えば、六本木や目黒方面へのアクセスが容易です。 そうした立地であるにもかかわらず家賃の相場は比較的割安で、ワンルームで6.74万円、1DKで9.04万円です(LIFULL HOME’Sのデータより、2017年9月26日時点)。 この両立が、赤羽の住みやすさを大きく支えているポイントといえます。 駅周辺には、まるでスーパーの見本市かのように、イトーヨーカドー、西友、ダイエーといった大型チェーン店から、業務スーパー、激安店舗まで、スーパーが勢揃いしています。 加えて、前述のとおり大きな商店街もあり、日々の買い物に不自由することはないでしょう。 JR赤羽駅の改札内にはエキュート赤羽もあり、おしゃれなデリやスイーツなどを買うことができます。 そのほか、駅からおよそ10分歩くと荒川の河川敷があり、スポーツやバーベキュー、自然観察などを楽しめる緑地公園は休日に賑わいをみせています。 近隣には桜の名所も多く、春はお花見も満喫できます。 赤羽の評判 そのほかによく聞かれる評判は、子育て世帯が暮らしやすい地域であるということ。 赤羽のある北区は子育て支援に重点的に取り組んでおり、区民のニーズに合致する独自の支援策が充実していることから、「パパ・ママ、子どもに居場所がある」と評判です。 2017年4月には東洋大学の赤羽台キャンパスも親切され、落ち着いた住宅街に学びの地という要素が加わりつつあります。 もう1つ、赤羽には、「昔ながらの居酒屋が多い街」という面もあります。 飲んべえの聖地とも言われる赤羽OK横丁をはじめとして、朝から飲めるようなディープな店もあり、日本各地のさまざまな食を取り揃えた店舗の数々には「ここでしか味わえないおいしさがある」ということで、老若男女の熱気であふれています。 赤羽は穴場な街に住みたい方におすすめ このように、赤羽エリアは利便性の高い地域でありながら家賃や物価もそれほど高くなく、子育て世代にもやさしい街。 下町のような情緒にふれながら、グルメも楽しんで暮らすことができるなど、赤羽エリア「穴場」とされるのもうなずけます。 幅広い魅力を備えた赤羽エリアは、東京でありながらも肩肘張らずに住むことができるでしょう。 子育て中の家族だけでなく、単身世帯からシニア世代まで、いろいろな年代の方におすすめしたい街です。 赤羽の中古マンション相場 その立地から東京の「北の玄関口」とも呼ばれる赤羽エリアは、古くから交通の要所とされ、商業の発展をベースに成長を遂げていった街です。JR赤羽駅と東京メトロ赤羽岩淵駅で合わせて7路線が走っており、東京駅まで約20分、新宿駅まで約15分と、都心へのアクセスも良好です。にもかかわらず、物件の相場は比較的割安であるのがありがたいところであり、穴場だとされる所以です。 そんな赤羽エリアの中古マンションの価格相場は、物件全体で3448.28万円、1R~1Kの物件で1819.84万円、1DK~2DKの物件で2402.93万円、2LDK~3DKの物件で3293.55万円、3LDK~4DKの物件で4182.79万円です(不動産情報サイト「アットホーム」赤羽駅の価格相場から中古マンションの物件を探す【アットホーム】|マンション購入の情報のデータより、2017年11月19日時点)。 赤羽のショッピングスポット 赤羽駅の周辺には数多くのスーパーがしのぎを削っており、さらに大きな商店街もあることから、日常の買い物で不自由することはありません。そのほかにも、ショッピングモールも充実しています。赤羽駅直結のビーンズは、気軽に入れるカフェ・レストランから、ヘアメイク・リラクゼーションスポット、ファッションやコスメ、生活雑貨といったさまざまなショップをそろえています。 赤羽駅の正面にある赤羽ビビオは、「手の届くちょっとした贅沢感とオシャレ感覚」をコンセプトに、ユニクロやABCマートをはじめとしてバラエティ豊かなジャンルのお店が軒を連ねます。また、赤羽駅西口には「パルロード赤羽」と称される再開発地区がありますが、そのなかにある赤羽アピレにも、ファッション関連の店舗が多く入っています。 赤羽周辺の休日を過ごせるスポット 赤羽エリアには、スポーツや自然を満喫できるスポットもあります。赤羽スポーツの森公園は、芝生の広がる広場や子ども向けの遊具などが整備されています。また、公園に隣接する赤羽スポーツの森公園競技場は、人工芝のグラウンドで、サッカーを中心にフットサルやグランドゴルフなどに使うことができます。 赤羽駅から徒歩15分ほどのところにある元気ぷらざは、清掃工場の余熱を利用した施設でプール設備が充実しています。3コース・深さ1m~1.2mの25mプールをはじめとして、流水プールやウォータースライダー、すべり台つきの子ども用プールなど、幅広い世代が楽しむことができます。 赤羽周辺の大きな公園 赤羽駅から10分程度歩くと荒川の河川敷が広がる赤羽エリアには、自然の多い公園もあります。赤羽自然観察公園は赤羽駅から徒歩約20分の場所にあり、自然とのふれあいをテーマにつくられた公園です。自然保護区域などではこの地域に本来生息する植物が自然に回復するよう長期的な対策がとられるなど、その名のとおり自然を重視した面をもちます。 そう聞くと堅苦しく思われるかもしれませんが、公園の雰囲気はとてものんびりしており、休日に穏やかな時間を過ごすにはぴったりです。さらに、園内には多目的広場やバーベキューサイトも整備されており、さまざまな楽しみ方ができる公園なのです。 おわりに 都心へのアクセスが便利であり、買い物などの利便性もよく、物件価格や物価はそれほど高くないという赤羽エリアは、住宅地としてはとてもすぐれた“穴場”スポットです。北区は子育て支援にも重きをおいて取り組んでいることから子育て世帯にも好評ですし、昔ながらの居酒屋が多い街として幅広い世代に根強い人気があるエリアでもあります。そんな多面的な魅力をもつのが、赤羽エリアなのです。